2013年3月6日水曜日

FUKUSHIMA

半年ぶり。実家は、福島へ行ってきた。
こんなに空くのは久しぶり。「這う」ように帰る。今回は一人で。

3泊4日と、まぁ旦那君を置いて福島へ行かせてもらうなんて、感謝でした。ありがとう。
しかし本当に今回の福島行きは、呪われてるのかと思うくらいに行けない確率が多かった。
仕事の激務、体調絶不調、前回帰ろうとしたときもETCカードもお土産も準備万端だったのに、旦那君が熱を出して延期になったりと。
まぁ神様が知らせてくれたに違いないけれど。

一泊は大好きな伯母様の家にお泊まりし、夜通し2人で
DVD「ティファニーで朝食を」と「プリティウーマン」を観ながら喋りとおす。
伯母様と私は名前が一文字違う、伯母「公」、私「伯」の文字を持つという何とも素敵な繋がりをもっているという奇跡。
同じ部屋で隣の布団、早朝に起きてはお互いの布団の中でまた話だす。
ミキサーでバナナ、レタス、パセリ、セロリ、リンゴでジュースを作ってくれ、
昨日から煮込んでいたであろうカレーのルーを厚切りトーストの上にバターをのっけ
その上にカレーをかけて出してくれた。
朝からまた人に作ってもらう朝食は格別でパジャマのまま外をぼーっと眺めては感謝した。

母が迎えにきてくれ自宅へ戻る。
まもなく父も帰宅し久しぶりの再会だった。なんだかもの凄くほっとしちゃって、
涙がでた。
夕ご飯、次の朝とその夕ご飯は、父と母が手料理を食べたいというので私が作った。
一緒にスーパーへ行ったり奇麗なお花を見ては感動したり、嫁にいった私にはこういう時間ってものすごく貴重で心底、一瞬一瞬が幸せだった。
最終日の夜は、3月3日で、従姉妹のまぁちゃんの結婚記念日でもあるんだけれど、
ひな祭りということで手巻き寿司を作る。
父も母も喜んでくれて、アボガトと海老と刺身を一生懸命巻いていた。

藤沢に帰る朝、早起きして父にお弁当を作った。
土建屋の父は寒い日でも関係なく外に出かけては、日光と風を浴びながら仕事をする。
弱音ひとつ吐かず。
この日もものすごい雪の中、出かけて行った。頭が上がらなかった。

あと3日くらい居たかったな〜と思いつつ、私の家に帰らねばと、
いそいそと高速バスに乗り込んだ。

両親の愛を、もの凄く感じた帰省だった。

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