2014年2月19日水曜日

37週 2d

ようやく仕上がった0.5畳程のマットレス。
おしめ替えやごろごろさせておくスペースにと、キルト芯を2重に重ねて。
表面は私のBirthdayに大切な人から頂いた布を使わせて頂き鎌倉で買ってきた布と合わせてとっても私好みの色に。。。!♡
裏地は見えてないけれど、実は、着なくなった主人のワイシャツを切り刻んでパッチワークを作り裏地に当てた。なかなか高い買物である。笑
気に入ったのでしつこく、2枚目の写真。

37週目に入ってもういつ産まれてもおかしくないというのに何を思ったか群馬の山奥の温泉宿にいく事にした。冬と行ったら温泉にいかないと気が済まないのか。
当初、予定していたとっても風情のある宿を予約しワクワクして当日とっても楽しみにしていたのだけれど大雪の関係で最寄り駅まで新幹線で行ったのにも関わらずそこからの交通手段が封鎖されており今日、明日は国道も閉鎖されていて確実に行くのは無理との事。
もう駅につくなり夫と笑うしかなかった。とりあえず私は待合室でジャスミン茶を飲みながらそわそわしていたら夫が戻ってきて「今日の宿、とれたよ」と。。。!!!
送迎バスに揺られゴーゴー吹雪の中1時間ちょい。
バスの中では夫が携帯を必死に見ていて宿の情報や口コミを調べていた。いつもこんな状況で思うけれど私の場合はこういうサプライズな運命はワクワクするしきっと良い事が起こるに違いないとニヤニヤして風景を見ては「山、白くて奇麗〜!」とか「当初の宿行けなくなったのには何か別の素敵な事が起こって最終的にはハピーエンドだよ!」とか根拠のない自信を持つのだけれど夫の場合は違うのであろうな。臨月の妊婦を抱え本当にこの宿で大丈夫なのか、今夜泊まるの「巣」は安全か?とこれはもう男の本能だろうなと、納得した。

着いたらやっぱり想像以上の素敵な宿で、サービスも景色もお部屋の環境もお料理も温泉も混浴露天風呂も本当に素晴らしかった。
ぼたん雪の降る中、夕食前に2人で浴衣と下駄を履いて露天風呂へ。吊り橋を渡って行くこれまた素敵な演出にはもううっとりさせられた。2人して「今日はこっちで良かったよ」とうなづく。
山奥の猿が温泉に入る映像を思い出す。雪を頭にのせて気持ち良さそうに目をうるうるさせながら入る、あれである。私達もそんな感じだった。
お部屋で頂く夕食も、本当にどれもおいしくて夫は持参した冷酒を美味しそうに飲みながらほっとした顔で「あと少しで3人家族だなぁ」としみじみ。

出会ってから約10年。温泉に何度か入り本当にリラックスさせてもらい、その夜は多くを語らなくとも出会った当時を思い出したり縁あって結婚し、今こうやって2人で居れる事を本当に改めて感謝してまたあの頃はこんな風になると想像もしていなかっただろうな、とかちいちゃなちいちゃな幸せだったりこんな風にいい時間を過ごさせてもらっている事に幸せを感じれる自分が居て、確実に今後の不安や心配が「はい!消えました!」と完全に思うのは難しいけれども何だか沢山の事が許せて楽になって、今この瞬間も皆が違う所で素敵な時間を過ごして欲しいなと心から思った夜だった。

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