2014年5月20日火曜日

long vacation

新緑の季節。
在来線、新幹線を乗り継ぎ、2ヶ月の息子と2人で福島の実家へ。
初めての遠出で母、出かける直前までどきどきして息子に「お母さんを守ってね」と
つぶやいてみた。
空気が読める子で電車に乗ったとたん、ぐずり、乳を飲み、うんちをぶりぶり。
隣の座席でおしめを取り替え、飲むもの飲んで出すものを出した彼はすっきりした顔してけらけら笑いいつの間にか寝ていた。本当に面白い旅だった。

今回、12年ぶりに長期にわたり実家に滞在したけれど若いあの頃に比べ自分の色々な価値観や見方が変わったなぁと実感した。
実家では毎日、大根の煮付けやぜんまいの醤油あえ、ひじきの煮物やジャガイモのにっころがしなどとっても懐かしいエネルギーのこもった味を毎日堪能し、父が毎朝早朝にお豆腐屋さんで絞りたてのあつあつの豆乳と厚揚げを買ってきてくれたものを食べて。
両親と、時間を埋める、まではいかないけれど、これでもか!くらいたわいもない話を沢山した。私の産まれた頃の話や子供の頃の話、私が赤ちゃんの時に来ていた洋服や毛布など全部、きれいに保存してあってその毛布とドーナツ枕を一度洗濯し、息子に使った。
何だか言葉で言い表せないような気持ちになり、父と母に改めて感謝をした。
私は、自他共に認めるファザコンで、年々顔の輪郭や体格が少しずつ細くなって顔の溝(しわ)も深くなり、手の甲も働き者の手の色をしていて、こんな父とあと何回会えるのだろう、会いに来れるだろうと考えたら親孝行できるうちにしとかなければ、行ける時に実家に行かなければと思い、少し、うるっとしてしまったよ。
嫁に行った立場だからそう簡単ではないけれども。

父の庭は今年も緑が奇麗で、一日眺めながら洗濯したりお茶を飲んだり散歩したり縁側で乳をあげたり昼寝している息子を横にヨガの練習をしたりとっても時間の流れがゆっくりな今この貴重な一瞬をものすごく噛み締めてすごした。
藤沢の自宅に戻る日は、ちょうど一年前愛犬が亡くなった日で一周忌で息子も2ヶ月のBirthday。早朝にご先祖様達のお墓参りにいき帰宅のとにつく。

ヨガの練習はポーズの練習やコアを鍛える事は勿論大事だけれども、
言動や行動、思考、食生活なども練習、訓練、もヨガであって、それらが自分の行き方に繋がるわけで一つ一つの事が繋がって行く事で。
内緒だけれど、最近わたし、筋肉痛と腱鞘炎でチャトランガができなくて
1週間練習しないとこんなになっちゃうの!?というくらい身体がにぶく開かない。
そろそろ練習に参加させてください!!!

実家に帰り、ものすごく奇麗な空気を堪能して沢山の家族や親戚と情報をシェアして話したい話もできて思考もクリアになりいつの間にか自分の声のトーンもものすごく低く落ち着いた声になっている事に気付きこれが続く事でマインドが少しづつ自分の悪いパターンから離れる練習ができるのだと再確認したしこういう人とずっと繋がって行きたいと思った。
「これはこうだろう」みたいな沢山の気付きもあって深い呼吸や練習ができたことで実家ではすこし食べ過ぎたけれども私を通して息子に栄養たっぷりの乳をあげる事ができたと思うし自分を通してこれからの役割ややりたい事が少しづつクリアになった気がする。
おかげで息子はますます肉団子のように大きくなったけれども。

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